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ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂のことを乳香(にゅうこう)という。他にオリバナム(アラビア語で乳を意味する単語から派生)、フランキンセンス(あるいはフランクインセンス、古代フランス語で真正な香を意味する)と呼ばれている。燃やして香として、あるいは香水などに使う香料の原料として利用されている。ボスウェリア属の樹木はインド、オーマンなどの南アラビア、ソマリアなどの東アフリカに分布している。空気に触れるとこれらの樹皮から分泌された樹液は乳白色〜橙色の涙滴状の塊となる。その様子から乳香という名がつけられている。これらの樹脂の性質は、樹木の種類や産地によって大きく違ってくる。主にオーマンで行われているのは、良質で商業的な生産がされており、雨の少ない季節の間に天然ゴムの生産と同じように樹皮に傷をつけてそこに固まる樹脂を採っている。